「can be」「may be」「could be」の意味と使い方
昨日、たまたま、下のような英文に出くわしたんです。
This information can be helpful for troubleshooting.
でも、「can be helpful」の「can be」って何だったっけ?とフッと思ったわけです。
「can beなんてめったに使わないしな~。これってどういう意味だったかな?」と思い、さっそく調べました。
もうとっくの昔に忘れちゃってるし~!www
「can」は皆さんもご存じのように「能力」を表して「~できる」という意味で良く知られていますよね?
でも、その他に「推量」を表す「~する可能性がある」「~することがあり得る」「~することがある」という意味もあるんですよ。
ですので、
This information can be helpful for troubleshooting.を日本語に訳すと
「この情報はトラブル解決作業に役に立つこともある。」
砕けて言うと「この情報はトラブル解決作業に役に立つかもね~?」みたいな感じですね。
「can be」の他に意味が似たような「may be」や「could be」なども見たことがある方も多いと思います。
これを可能性の高い方から並べると
can be>may be>could beという風になります。
can be | 確実ではないが起こる可能性のほうが高い。 |
may be | mayは50%の可能性を示します。 |
could be | 可能性で言えば40%。 |
ちなみに、「may be」と「maybe」ですが、maybeは「副詞」で、may beは「助動詞+be動詞」という違いになり、そもそも用法が全く違うことになります。
ですので、本来ならcan>may>couldとした方が良いのかもしれませんが・・・
ただ、mayの持つ可能性は50%で、maybeの持つ可能性も50%なので用法は違いますが可能性の強さは同じと考えて良いと思います。
「could」は「can」の過去形ですが、この場合は過去を意味せず、現在を意味する助動詞です。
そして過去形の「could」にすると「can」が持つニュアンスがかなり弱くなることになり、可能性で言えば40%くらいになります。
「can be + 過去分詞」について
ところで「can be」に関連してですが、「can be + 過去分詞」という表現もありますね?
「can be + 過去分詞」は、助動詞を含む受動態になります。
例えば、
Interesting topics can be read on that News Paper.
(その新聞は面白い話題を読むことができる。)
直訳すると「話題が読まれることができる」となりますが「読むことができる」と訳すのが自然ですね。
こんな風に「can be + 過去分詞」は、「推量」の「~することがある」という意味よりも「~できる」という「能力」を表すことが多いので注意しましょうね!
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