私は、学生の時に「~しながら」を英語で言うと「with~」と丸暗記した記憶があります。
その後、英語など全く勉強せず、突然、40歳くらいから英会話を始めました。
ですので構文の知識はS+V+OとかS+V+O+C程度しかなく、文法的な知識も昔のまま。
そして「~しながら」を英語で言う場合は全て「with+動詞-ing」だ・・・と、今の今まで思い込んでいました。
ところが、最近、英語を勉強するようになって、実はそうではないことが分かりました!(今頃分かったのかよ~?と突っ込まれそうですがwww)
「私は部屋の掃除をしていてとても忙しかった。」を私の以前の知識で英文を作ってみたら下のようになりました。
I was very busy with cleaning up my room.
でも、この文章は実は「間違い」なんだそうです・・・・
「えっ・・・そうなの~??」と最初は自分もそう思いましたw
そこでまたまた調べてみました!
withを使って「~しながら」を表現する時は「付帯状況のwith」になるそうな・・・
そして、その「付帯状況のwith」を使う時にはwithの後にwithのO(目的語)+C(補語)が来るのだそうです。
「いや~・・・全然知らんかったわ~!!」
では「付帯状況のwith」はどのような文章になるのかと言うと、例えば、
She went back her home with a dazzling smile on her face.
(彼女はまぶしい笑顔で家に戻った。)
「a dazzling smile」がwithのO(目的語)で、「on her face」がC(補語)になります。
という事は「I was very busy with cleaning up my room.」のwithは後にO(目的語)+C(補語)が無いので「付帯状況のwith」じゃない・・・
だったら、正しい表現はどうなの?って話になります。
結果、正しい表現は「I was very busy cleaning up my room.」になります。
「with」を取り除きました!
そもそも「動詞-ing」には「~している」という意味があって、副詞的に名詞句や動詞句の説明をする役割があるんだそうな~!
だから「with」は要らないんですね。
例えば、
I saw your wife getting on a train with another man.
「あなたの奥さんが別の男と電車に乗っていた・・・」と、your wifeという名詞句をgetting on a trainが説明。
そして最初の例文だと
I was very busy cleaning up my room.
「掃除していて忙しかった・・・」とwas very busyという動詞句をcleaning upが説明。
けっこう「動詞-ing」って自由に使えるんですね?
もしかすると、私の他にも同じような思い間違いをしている方もいらっしゃるかもしれません。
でも「付帯状況のwith」と「動詞-ing」の知識をしっかり分かっていれば「~しながら」を「with+動詞-ing形」としてしまう私のような間違いは起こらないでしょう。
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