日本では掛け算の九九は小学校2年生で習いますね?
覚え方は掛け算の九九の表を見ながら「にいちがに」「ににんがし」「にさんがろく」「にしがはち」「にごじゅう」・・・なんて感じで覚えましたね。
これと同じようにアメリカやイギリスでも掛け算の九九があり、九九の表の事を「Multiplication tables」と言います。
そして2の段の九九だったら「Two times two is four. Two times three is six.・・・・」という感じで暗唱しながら覚えていくみたいです。
つまり、ほぼ、日本と同じです。
ただ、アメリカやイギリス、オーストラリアでは、ダース(1ダース=12個)、グロス(1グロス=122個)、フィート(1フィート=12インチ)など12進数の名残があるため、掛け算の九九の表は「12×12」まで存在しています。
9の段・10の段までは完璧に暗記して、11の段・12の段は余裕がある生徒さんは任意で覚えたり、12の段までしっかり覚えさせられる学校もあるようで、それは国や学校によって多少なり違うこともあるようです。
ちなみにインドは20の段まで暗記するらしいです。
凄~い!
欧米では「math anxiety」なるものが子供たちの間で起こって問題になっているという話しも聞きます。
「math」は「数学」、「anxiety」は「不安・心配」。
日本語では適当な言葉がありませんが、あえて言うなら「数学恐怖症」みたいなものなのでしょう。
インドでは数学が得意な人が多いらしいので「math anxiety」は少ないのかも?
ちなみに私は高校生の時に数学で覚える公式が多すぎて「math anxiety」になってしまいましたwww
最近では日本でも海外でも算数嫌いな子供を何とか減らそうと、九九をリズミカルな歌に合わせて覚えさせようとしているようです。
日本では「ドラえもんの九九の歌」などがYouTubeで見つかります。
英語の九九では、「Multiplication songs for children | elearnin」の「Multiplication tables 2 to 10」というYouTubeビデオが人気なのでこのページの上の方に載せておきます。
このビデオでは2の段から10の段までをテンポの良い歌に合わせて覚えていきます。
私達、日本人が英語の九九の表現を覚えるのに最適で、なかなか良くできたビデオですので興味がある方は参考までに見てみてください。
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