英語の構文がイマイチ理解できていない私は、西きょうじさんの「英文読解入門 基本はここだ!」を購入して隙間時間を見つけてはコツコツと読んでいます。
この本は「基本はここだ!」と題名に書いてあるように初心者向けの基礎の基礎を例文と一緒に解説してある本で、今の私には最も必要な本です。
その本の中の例文で「アレレッ??なんじゃコレ?」と思うのがありました。
I won’t marry you with your salary (being) what it is.
(給料が今のようじゃ、あなたとは結婚しないわ)
何とも、今の少子化の日本を象徴しているような例文ですね・・・
「your salary is what it is」の部分は「あなたの給料が現状の状態である」という意味だそうです。
ですので、この場合の「what it is」は「現状の状態」という意味みたい。
調べてみたら、このwhatは「関係詞のwhat」だということも分かりました。
いろいろと「what it is」について調べてみると「It is what it is.」というスラングがあるという事も分かりました。
It is what it is.
(それが現実です。)
このスラングは、困難な現実に直面した時などに使われます。
これと同じような表現では
That’s the way it is.
(それが現実なのです。)
などが思い浮かびますね?
ところで、「What It Is」という曲をエイミー・ワインハウス(Amy Winehouse)が歌っていたのをご存じの方もいるかもしれませんね?
この曲の歌詞は、かつては愛し合っていた男女がすれ違いが続いて破局へと向かっている様子を女性の側から述べている内容になっています。
その中に「We both know what it is」というフレーズがありますが、これも「私達はお互いに今の状態を分かっている(今の現実を分かっている)」と言うような意味なのでしょう。
今回は「what it is」についてですが、調べてみるといろいろと芋づる式にスラングや歌など関連した事柄を見つけることができて楽しかったです。
好きな洋楽を聞きながら気分を変えて、その歌詞の中から学べそうなフレーズを探して英語の勉強に役立てるのも良さそうです。
皆さんも、たまには音楽を聴いてリラックスしながら英語の勉強をしてみてはいかがでしょうか?
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